住宅のアフターサービスいついて2016/07/06
住宅のアフターサービスについて
リフォームをしたり新築住宅を購入すると、引き渡し後に何か不具合があった際に対応してくれるアフターサービスがあります。
会社ごとに様々なアフターサービス(保証)がありますので、施工業者選定の参考にご紹介いたします。
①定期点検
多くの会社は、引き渡し後に定期点検を行います(リフォームの場合は工事規模によります)
半年点検・1年点検・3年点検・それ以降・・・
住んでみてからこそ不具合が発見されることもあります。
また、素人目では不具合が見えてこなくても、プロの目から見える部分もありますので、定期点検をしっかり行ってくれる業者は安心できます。
②何年以内は手直し無料
不具合が起きた際は、箇所によって違いはあるものの、無償で保証がついているケースがあります。
例えば
・クロス補修1年間は無料
・設備機器は1年間のメーカー保証
・建具やサッシの建付け不良の調整2年間無償保証
上記は一部になりますが、見つかった不具合を無償で対応してくれる会社は優良な会社といえるでしょう。
③住宅瑕疵担保責任保険の保証
躯体に関わる部分で不具合があった場合、仮に請負会社が倒産してしまっていたら、代わりに住宅瑕疵担保責任保険にて保証されるというものがあります。
構造躯体に関わる部分について、基本的には10年間の保証期間になります。
新築時の住宅瑕疵担保責任保険は加入義務になっておりますが、その他のアフターサービスや保証は各会社によって様々になりますので、もちろん金額や設備、対応等様々業者選定のポイントはありますが、アフターサービスがどのようなものなのかも含めてしっかりと見極めて参りましょう。
埼玉県春日部市 住宅診断報告2016/07/03
埼玉県春日部市へ住宅診断に行って参りました。
中古住宅を購入したけれど床の傾きが気になるとの問い合わせでお伺いしましたが結果から言うと大きな問題は有りませんでした。
全居室を水平を確認したところ、リビングの床のみの傾き。
もしも家全体が傾いているとすればすべての部屋で同じ方向に傾きがみられるはずです。
よって地盤沈下の可能性は無くなりました。お客様が一番恐れていた事は解消です。
もしも地盤沈下していれば補修は莫大な金額になってしまいますからね。
さらにリビングで壁が垂直になっているかを確認。構造上大きな欠陥があれば床だけでなく壁も傾くはずです。
住宅全体をくまなく調査した結果、リビングの下がっている部分に力が集中する構造となっており、それが原因だと思われました。
又、現状落ち着いているので今以上傾きが悪化する可能性は低いと判断できました。
後日報告書にて詳細説明をしますが、現場調査時点での報告を聞いてお客様も安心。
床の傾き=構造的な大きな欠陥=大規模補修 という事ではないので専門的な目線で判断できると暮らしの不安も無くなるでしょう。
新築住宅のホームインスペクション2016/06/23
弊社では、新築住宅のホームインスペクションも数多く対応させていただきております。
皆様、新築住宅だからと言って、完璧だとは思っておりませんか?
確かに、中古住宅に比べ新築住宅のほうが欠陥が見つかることは少ないです。
しかし、新築だからと言って安心はできません。
住宅は数か月かけて施工していくわけですが、様々な職人さんが様々な工程で工事を行っていく中で、やはり人の手である以上、抜けや不具合が何かしら起きることもあります。
多くの不具合は、施工者側も気づかないことが多いのです。
建築の素人である施主側が気づかないのはなおさらです。
ここで、新築内覧時には専門機関に同行してもらい、ホームインスペクションを行うことが効果的です。
引渡し前にホームインスペクションにより発覚した施工不良は、ほとんどのケースで施工者側に是正を促すことが可能です。
住み始めてから何年も経ってからでは、それも難しくなってしまいます。
住宅購入の際はどうぞホームインスペクションの活用をご検討ください。
千葉県長生郡 住宅診断報告2016/06/17
本日は先日現場調査をした千葉県長生郡の報告に行って参りました。
中古住宅購入予定での住宅診断なのですがやはりその先にはリフォームが付き物・・・
リフォーム相談を含めての報告となりました。
今回は事前にお客様がリフォームの見積りを取っていらっしゃいましたので見せて頂き、金額・内容の妥当性もアドバイス致しました。
リフォーム会社は「折角リフォームするのであれば」という考えから全体を網羅した提案をする事が多いです。
そうなると工事内容が増えて金額も大きくなります。
もちろんリフォーム会社もお客様の事を思っての提案であるかと思いますが、住宅を沢山見て来た診断士からみると「そこまでやらなくても・・・」と思う内容もあります。
そこは初めてリフォームをされるお客様には中々判断が付きませんよね。
お客様と一緒に計画を相談し合い今回やるべきこと、10年後にやるべきことを振り分けし長期的に見た時に最も効率の良いリフォームを提案致しました。
お金が無尽蔵にあればどんどんリフォームすべきです。しかしそのようなお客様には今まで出会ったことはありません。
現状を考えてリフォームに掛けるお金、入居後の生活に回すお金をしっかり考え、成功の計画道筋を立てましょう。
埼玉県深谷市中古住宅報告2016/06/13
本日は先日、埼玉県深谷市で現場調査をした中古住宅の報告に行って参りました。
不動産業者から手持ちの物件について調査して欲しいとの依頼。
最近、このような要望は弊社でも増えてきました。
やはり第三者の診断は売主・買主を繋ぐ不動産業者にとっても安心材料・信頼材料となり円滑に契約へと進める事が出来ます。
これまでにも中々売りさばけなかった中古住宅を「住宅診断書」という付加価値を付けたことによって契約に至ったという案件があります。
住宅診断は売主にとって瑕疵を防御する物、買主にとっては間違いのない買い物なのか判断する物、不動産業者にとっては販売促進の大きな武器となります。
私共はありのままの現状を報告するだけですが、関係する方みなさんに有益な物であるよう努めて参ります。
埼玉県深谷市 キャンペーン活動2016/06/12
本日は埼玉県深谷市に行って参りました。
住宅診断・不動産業者加盟店募集・ポスティング活動と埼玉県を含め 関東を回り お客様の声も多く聞いてきました。
雑談の中で埼玉県は災害の少ない恵まれた県だがいつ何が起こるか分らないから心配だという話題が良く出ます。
東日本大震災・中越地震・関西淡路・阪神淡路大震災
そして 栃木・群馬での大雨・河川の氾濫等 日本に住んでいる以上 災害に備えなければなりません。
今回の深谷 H様邸も地盤の弱さを心配して調査依頼を頂きました。
深谷市もあまり地盤が強い地域とは言えません。
昨日もブログにアップしましたが 地名に「沢」という文字が入っているのも関係しているのでしょうか。
調査後 新築時に柱状改良という補強がなされていたので心配が無い事が分かり安心して これからも生活できると喜んでおられました。
今後も大きな災害が無い事を願いますが、やはり安心材料として 一度診断することをお勧めします。
不安を煽るようなものでなく 安心を提供する住宅診断を目指し みなさんに貢献して参ります。
診断報告書の中身2016/06/08
アシュア住宅診断の報告書をご紹介します。
私共の報告書は問題点はもちろんとして問題が無かった点についても写真付きでご報告しています。
又、現在問題が無い箇所も今後に起こる可能性、そして現場調査でお客様とお話しをしてリフォームを希望しているのであればその部分の概算費用も載せています。
ですので一般の報告書15~20ヘページに対して1.5倍から2倍のボリュームになります。
お客様それぞれ住宅診断を依頼するきっかけや求めるものは異なり、それに応えるべくオンリーワンの報告書を作成しております。
もちろんボリュームが多くなるとその説明も重要となるので1件1件足を運び、内容をご理解頂くまで質疑応答を繰り返して行きます。
お客様が求めるものを汲み取り、報告書が今後の暮らしに大きくプラスになるようメンバー一丸となって必ずや満足頂ける完成度をお約束致します。
床の不具合2016/06/07
現在東京都日野市で中古住宅の住宅診断を進めています。
今回の要チェック点として床鳴りの項目があるのですが、暮らしていて床がキシキシ音が鳴るということは御座いませんか?
「床鳴り」というこの現象の原因はいくつかあります。
一つはフローリングを止めているフィニッシュネイルという釘がすれて音が鳴る場合。
もう一つは下地木材が乾燥収縮して隙間が出来てしまい空間が出来ることによる場合。
薬剤を注入する方法や床下から潜って補修する方法等がありますが、適切な処理をしないとひどくなってしまいます。
又、「床が鳴る」だけでなく「床が沈む」ような事があればそれはシロアリ腐食の可能性が大なので気が付きましたら確認をしましょう。
東京都日野市住宅診断報告2016/06/04
本日は東京都日野市へ住宅診断へ行って参りました。
今年初めに入居し、そろそろ瑕疵の期間が切れそうという事で全体的に見てほしいとの事。
売主にとっても買主にとってもこの「瑕疵」というのは不動産売買で重要な意味を持ちます。
瑕疵とは構造上の欠陥・雨漏り・設備の漏水を売主が一定期間責任を負うものです。
売る側は後々に問題が出ないようしっかり調査した上で販売すべきでしょう。
そして買う側も瑕疵期間が切れる前に現状に問題が無いかはっきりさせるべきでしょう。
住宅診断は双方の「現状の証明」という点で絶大に有効です。
診断書
住宅診断会社の見分け方2016/06/02
住宅診断会社の見分け方
住宅診断の会社にも様々な会社があり、料金体系も様々です。
アシュア住宅診断では、戸建住宅診断で¥60,000(税込み)となりますが、通常価格の中に床下潜入と天井裏潜入の両方が含まれております。
また、住宅の規模や築年数に関係なく、一律料金になります。
殆どの住宅診断会社は、床下と天井裏の潜入をオプション料金としているところが多いようです。
しかしながら、我々アシュア住宅診断では、普段目に付かない床下や天井裏こそ、診断にとって重要な部分だと考えております。
住宅にとって大事なところは、目につく表面の仕上げよりも、内部の下地や構造躯体の部分なのです。
天井裏を見れば、雨漏りの形跡や施工会社が費用を抑えがちな断熱の状態なども見えてきます。
床下を見れば、シロアリ被害者構造の腐食、手抜き工事かどうかも見えてきます。
住宅診断会社を選ぶ際は、床下潜入と天井裏潜入の診断項目や価格をぜひ調べて選んでみてください。
クロスを張り替えたら凹凸が・・・2016/05/28
リフォーム・新築をする際に誰もが行う相見積・・・
ですが揃ったいくつかの見積書を見比べて材料・施工を詳細に分析し比較するのは大変難しい事です。
ここでは内装のランクについてご説明します。特にリフォームを検討されている方には必見!
内装クロスには様々有りますが、リフォームを計画されている方は「クロスの厚み」に注意された方が良いです。
大体の会社は量販クラスと呼ばれる新築でも使われるクロスで提案して来ますが、実はリフォーム工事の場合、下地の状態を考慮し厚手のクロスを選ばないと凹凸が目立ちます。
「1000番台」もしくは「リフォームクロス」という物から選びましょう。
こちらのクロスは厚みも有りますが機能性内装という事で、脱臭・抗菌・調湿・防カビ・抗アレルゲンと様々な性能が付加されているものが有ります。
また薄手のクロスでは年数が立つと隙間が目立つものが有りますのでやはり厚手の物を選んだ方が正解です。
お客様自身が知識を付けることで、リフォーム・新築の計画に対し様々な選択肢が増えます。
今後も有益な知識を提供できるようコラムを更新して参りますので是非参考にして下さい。
埼玉県新座市 新築内覧会報告2016/05/22
本日は埼玉県新座市へ新築内覧会の同行をして参りました。
床下の鋼製束がいくつか外れており構造的に問題のある物件でした。
正直な所、これから購入を考えているお客様へこういった不具合をお伝えするのは気が引けます。
残念な顔をされてしまいますから・・・
ですがこのまま購入計画が進んで行ってしまうともっと後悔が残ってしまうので、ここは感情を抜きにしっかり現状をお伝えしました。
やはり、購入は見送られるそうです。
建売も含め、新築の計画は大変な時間と労力が掛かります。
また一から始めなければなりませんが、今後の生活と人生を占う買い物ですので慎重に慎重を重ねて着地されることを願っております。
中古住宅買うなら、リフォームするならまずは住宅診断(ホームインスペクション)から。東京から埼玉、神奈川や千葉、群馬や栃木、茨城や山梨などの関東の住宅診断ならおまかせくだささい。