横須賀市 住宅診断報告2016/01/12
神奈川県横須賀市にお住まいのK様より依頼を受け、住宅診断を行いました。
お住まいの住宅は築37年です。
この秋から息子様ご夫婦との同居に伴い、ご自宅のリノベーションを予定しているとの事です。
現在リフォーム会社とのプラン打ち合わせ中との事ですが、その前に住宅診断を行い補修箇所を明確化したいとのご意向です。(リフォームを検討中の方はこちらを参照ください)
いつも通り、外回り、屋根、天井裏、床下、内装、その他住宅の隅々まで診断しました。
15年前に一度外壁塗装と屋根塗装を行ったようですが、外壁の方は所々にチョーキング現象やクラック(ひび割れ)が見受けられました。
外壁の劣化は、放置しておくと内部に雨水が侵入し、内部の木材が腐れたりする可能性があります。
診断結果は後日報告書にまとめ提出予定ですが、その場で現状の報告と今後必要なメンテナンス等をアドバイスさせて頂きました。
この報告書をもとに今回のリフォーム計画を立てて頂くこととなります。
リフォームを検討中の方はどうぞアシュア住宅診断へお問合せください。
上尾市 住宅診断報告2016/01/11
本日は埼玉県上尾市で中古不動産購入を決められましたY様のご依頼を受け、住宅診断に行ってきました。
本物件は築33年の中古住宅で、いたるところで住宅の劣化が見受けられました。
まずは屋根。
塗装の剥げている部分やサビが確認されました。
この状況で長年放置してしまうと、屋根塗装の塗り替えだけではすまず、屋根自体の吹き替え工事というような大掛かりな工事まで必要になってしまう可能性があります。
天井裏から確認したところでは、まだ雨漏りの心配や形跡はありませんでした。
そこまで必要なほど劣化が進んではおりませんでしたが、現状の報告と塗り替えの勧め、塗り替えの費用、どういった塗料が適しているのか、そして補修工事の時期等についてアドバイスさせて頂きました。
その他特に気になった点としては水廻りの床下です。
水廻りは特に湿気が貯まりやすいため、シロアリ被害の可能性が大です。
早速床下に潜ってみたところ、シロアリの被害が確認されました。
地域的にも、シロアリが発生しやすい地域・立地等がありますので、今後の対策が必要になります。
この度Y様は、転居前にユニットバス導入やキッチン交換等の水廻りのリフォームを予定されておりました。
その為、器具だけの設置交換だけではなく、床下の躯体補修工事も行うようにアドバイスさせて頂きました。
その他外壁の劣化が少し見受けられましたが、住宅全体の現状をありのままにご報告し、ご納得いただきました。
次回は診断結果を報告書にまとめご提出させて頂きます。
また、予定しているリフォーム工事の概算金額をお知りになりたいとの事でしたので、目安のお見積りもご提出いたします。
Y様は水廻りのリフォームを予定しているお客様でしたので、不運にもシロアリ被害が確認されてしまいましたが、事前に診断を済ませることで住宅診断の必要性を重く受け止められました。
一生かけて住む「家」ですので、住宅診断の重要性をご理解いただき、皆様もどうぞご用命ください。
住宅診断後の相談業務について2016/01/09
住宅診断後の相談業務についてお話いたします。
アシュア住宅診断では、戸建て住宅を購入される際に住宅診断のご依頼を多数いただきます。
弊社では、住宅診断を行った後もお客様の様々な相談業務に努めております。
引渡し前、住宅診断によって発覚した指摘事項について、売り主側との話し合いや建築に関する専門的なことについては、なかなか素人ではわかりにくいことです。
お客様からは、遠慮なくご連絡いただき、それぞれのご質問事項やご相談に丁寧にお答えさせていただいております。
診断が終わったのでハイ終わり、ということではなく、アシュア住宅診断では、お客様の今後の長い長い新居での生活のサポートを末永く行っていきたいとの理念で活動しております。
皆様どうぞお気軽にお問い合わせください。
新年あけましておめでとうございます2016/01/01
新年あけましておめでとうございます。
今年もアシュア住宅診断はあらゆるお客様のお悩みを解消する為、誠心誠意のお手伝いをして参ります。
どんな些細な事でもお気軽にお問合せ下さい。
本年もたくさんのご依頼ありがとうございました。2015/12/31
2015年もたくさんのご依頼ありがとうございました。
少しでも皆さんのより良い暮らしの助けになったのであれば幸いです。
これからも宜しくお願い致します。
住宅診断
既築ホームインスペクション2015/12/28
最近は、新築住宅に住み始めてから数か月後にホームインスペクションのご相談を受けることが増えてきました。
埼玉県〇〇市のA様からは以下のような相談です。
「新築注文住宅を購入し、住んで3か月になります。
引き渡しの段階では何も異常がなかったのですが、住み始めてから、壁や天井の内装部分のいたる所にシミが浮き出てきている。
施工会社に相談したところ、ただの湿気の問題で、施工上の問題や不備はないとのことで済まされてしまった。
今後何年も住んでいく中で、本当に大きな問題がないのか不安なので、第三者機関へホームインスペクションを依頼したい。」
との相談です。
原因は様々で、単純に施工が雑すぎる(下手)ことや、建築中に養生もせず、雨ざらしのまま濡れた部材をそのまま使用して施工を進めていること等々、完成時には発見できないようなことが後になって不具合として発覚してくることがあります。
必ずしも構造躯体に影響を及ぼすほどの問題ではなくても、しっかりとした施工で、万が一不備があればメーカーの保証で対応してもらえるのが最善ではありますが、住み始めてからの保証問題になりますと、なかなか難しいのが現状で、裁判まで事が進んだ事例を何度も見てきました。
確かに経年劣化や、施工上許容範囲の問題というのもあるのは確かです。
しっかりと見極めるために、そして後々になってトラブルにならないように、事前にメーカーとの話し合いをしっかりと行い、ホームインスペクションを上手に活用いただくことが、安心して暮らしていく一つの方法です。
家具の地震対策2015/12/27
地震が起きた際に屋内でケガをした方の約半数が家具の転倒や落下によるものであるというデータも有り、住宅と同じように家具にも地震で倒れないように、耐震・免震等の対策が必要です。
ホームセンターでも様々な商品が出ていますがどのような物が良くてどのような特徴があるか勉強していきましょう。
固定タイプ
L字の金物や突っ張り棒で固定する物。
L字の金物は壁に穴をあけて家具を止めるので賃貸物件にはお勧めできません。
又、一般住宅でも下地がある所でないと固定にならないのである程度の建築知識が必要となって来ます。
突っ張り棒タイプはその点の問題が無いのと価格が安いのでこちらが良いでしょう。
但し固定タイプは倒れにくくなりますが地震と同じ動きをするので引き出しが飛び出てしまう恐れがあります。
そこで次の免震タイプ
こちらもホームセンターで販売されている家具の下に敷くもの。
揺れ自体を緩和して倒れないよう、引き出しが飛び出ないようにするものです。
固定タイプ程、大きな地震に対応できませんが建物に穴をあけたり、建築知識が必要になったりしません。
出来る事ならば固定タイプと免震タイプの商品を両方使ってより頑強にすることをお勧めします。
特に寝室回りや通路にある大きな家具にはしっかり対処しておきましょう。
地震対策
屋根の種類2015/12/26
埼玉県大宮市内を本日はキャンペーン活動で回ってきましたが、屋根の構造は瓦屋根が目立ちます。
私の出身は東北で雪国なので屋根の雪下ろしを考え瓦屋根はほとんど有りませんでしたから目にとまります。
瓦屋根の特性は耐久性と断熱性です。
板金屋根と違い、塗装の塗り直し等のメンテナンスが少なくとても長持ちします。
もちろんその分、施工時は高く付きますがリフォームで10年に一度足場を掛けて塗装となると30万円前後掛かりますので長い目で見たら割安かもしれません。
次の断熱性能。直射日光にさらされると屋根自体がとても暑くなります。真夏に板金屋根に上ってみるとフライパンの上にいるような感覚になります(笑)
その点鋳物の瓦は表面の熱を下部に通しにくいので断熱効果が高いと言えます。
日本古来の瓦屋根は景観も良いのもメリットの一つと言えるでしょう。
ローコスト住宅が増えている中、様々な要因を考慮して瓦屋根を選択するのも良いかもしれません。
瓦屋根
IHとガスコンロどっちがいい?2015/12/25
キッチンリフォームで器具を選ぶ際、必ずと言ってもいいほど質問を受ける内容です。
どちらが良いかはまずれぞれのメリット・デメリットを押さえるところから始めましょう。
ガスコンロのメリット
・停電でも調理が出来る。
特に東北の人は震災時に大変不便な思いをしたインパクトが強いのでこれを理由にガスコンロを選ばれる方が多いです。
・調理器具を選ばない
IHでは使えない中華鍋のような底が円い物や土鍋を使えるは大きなメリットの一つです。
・鍋振りが出来る
調理にこだわりのある方は鍋振りが出来ないのは論外との考えもあります。
IHのメリット
・掃除がしやすい
ガスコンロのようにごとくが無くフラットなIHは拭き掃除等のお手入れが非常に簡単。
・安全性がある
高齢者と同居されている方は直接火を使わない調理器具は安全性があり安心という声が多いです。
・光熱費を抑えられる。
給湯器が電気の場合、IHにすることでオール電化となり光熱費を抑えることになります。
ここで言いたいのはどちらが優れているという事ではなく、お客様の生活スタイルやこだわりによって選択された方が良いという事。
その為にも上記のメリット・デメリットをしっかり把握して自分の家ならばどちらが使いやすいか考え、決定してください。
外壁の修繕工事について2015/12/24
住宅診断(ホームインスペクション)でも診断項目になっている外壁についてお話いたします。
外壁にも様々な仕様がありますが、一般的に外壁の耐用年数は、新築してから10~15年と言われています。
耐用年数を過ぎても放置してしまうと、場合によっては大掛かりな修繕工事にまで必要になってしまう場合があります。
メンテナンスは、外壁を塗装することになりますが、塗料も対応年数が少ないものから大きいものまで様々です。
塗装後は、塗料の対応年数に合わせて定期的な塗り替えが必要になります。
一般の方でも、ご自宅の外壁メンテナンス時期が来ているかどうかを判断する簡単な方法があります。
外壁を手で触ってみてください。
その時に、白い粉が付着したらメンテナンスの時期といえます。
これを、「チョーキング」と言いますが、外壁が劣化しているサインになります。
外壁の目地がコーキングになっている場合は、コーキングに隙間があいたりひびが入っていたりしますので、これが劣化のサインです。
一般の方にはわかりずらいかもしれませんが、コーキングの弾力がなくなっていても、一つの劣化のサインになります。
こちらは、コーキングを打ち直しする等でメンテナンスしていきます。
放置すると、水が侵入して内部を腐食させてしまうので、こちらもしっかりと診断のもとメンテナンスをしていきましょう。
チョーキング
導線計画2015/12/23
間取りの計画をする際、人の動きである導線計画は非常に重要になって来ます。
生活の拠点をどの部屋にして、食事・睡眠・トイレ・入浴・その他を円滑にする為にどこに配置するか。
これを考えると住宅は広ければいいという訳でない事が分ります。
家族の人数と平日の日中に在宅の家族は誰で何人いるかを考えていくと適切な広さが決まって行きます。
部屋の配置をする際、最初に決めたいのがキッチンと居間の関係。
LDKにするのかそれぞれ個別にするのか・・・
LDKにするのであれば、キッチンを壁付けにするか、対面にするか・・・
続いて水回り。日常でよく使うトイレはどの位置にするか、というように順に一つ一つ決めていくと自分の家族に最も合った間取りが出来上がります。
埼玉県 草加市 住宅診断報告2015/12/22
埼玉県草加市へ住宅診断に行って参りました。
年明けからリフォーム計画をするので今の内に診断・確認をしておきたいとの事。
お正月に家族で計画を練りながらゆっくり進めるそうです。
二世帯リフォームを計画されていますので家族内での話し合いの時間をしっかりとるのはとても良い事です。
さらには何を話せばいいか何を議題にすれば良いかというのはリフォーム未経験者では中々難しいことなので住宅診断資料やアドバイスがあった上で進められると尚良いです。
お父様夫婦や息子様夫婦でそれぞれの要望とこだわりがあるでしょう。
まずは一つ一つ精査するのではなく、意見をすべて出した上でどこを優先してどこを妥協するのかを決めましょう。
中古住宅買うなら、リフォームするならまずは住宅診断(ホームインスペクション)から。東京から埼玉、神奈川や千葉、群馬や栃木、茨城や山梨などの関東の住宅診断ならおまかせくだささい。