住宅診断士コラム リフォーム業者選定2015/11/09
住宅診断士のリフォーム業者選定についてのコラムです。
沢山あるリフォーム業者 「どこにお願いするのが一番いいの?」
よく頂く質問です。
どこにお願いするのがいいかはお客様が一番こだわるのが何かによります。
アフターメンテナンスをしっかりしている所が良いのであればそこに特化した業者。
工事内容がフローリングの張替ならば その工事を得意とする業者です。
その中で 「一番安いのはどこ?」という質問
どことは言えませんが 共通して言えることは ズバリ 「単独でお願いするのが一番安くなる」ということ。
リフォーム会社の多くは住宅のすべての工事に対応する物です。
ですが中身は結局 塗装は下請けの塗装屋さんへ 左官は下請けの左官屋さんへ依頼しているのが実情。
お客様自身がこの末端の塗装屋さん・左官屋さんに依頼すれば 安く収まります。
その分 それぞれと契約しなければならないとか 日程調整とか 自分で監督管理しなければならないとか
手間になる部分はあります。
一つの方法として覚えておきましょう。
住宅診断士コラム マンションのルール2015/11/07
住宅診断士によるマンションのコラムです。
マンションには国土交通省により作成された「長期修繕計画のガイドライン」や「慣行」というものが有ります。
そこには積立金設定と修繕工事の円滑な実施を図る内容が盛り込まれているのですが・・・
意外と知られていない事
①均等に積み立てる方法の他 数年おきに数十万程度の一時金を徴収する方法がある
②前任者が滞納していた場合 新たに取得した所有者に管理費を請求することができる
③改修を一度もしないうちに売却となっても積立金の払い戻しは無い
知っておかないと トラブルになることがありますので
「ガイドライン」や「慣行」・「管理規定」等よく確認してから マンション購入に踏み切るようにしましょう。
足立区 キャンペーン活動報告2015/11/06
本日は東京都 足立区へキャンペーンのポスティング活動をしてきました。
折り込み広告やCM等、広報活動手段は様々有りますが 自分の足で地域を回り、お住まいを一軒一軒見ながらどのように提案すれば考えながら行うこのポスティングを我々は大切にします。
外観を見れば築年数が分ります。屋根や外壁を見ればメンテナンス時期が分ります。軒天井を見れば雨漏りの形跡が分ります。お役に立ちたいとの思いを込めて広告を入れさせて頂いていますのでキャンペーン期間中にどうぞご利用下さい。
今後、エリアを拡大していきますが暮らしの安心を第一に考える我々は、一気に広報をせず 小さな歩みですがエリアごとのポスティングでお客様の身近で、お客様の事を考え活動して参ります。
住宅診断士コラム 住宅不具合用語あれこれ2015/11/05
住宅診断士コラムで住宅不具合用語をご紹介します。
ブリート現象:壁のシーリング材で塗料によって 成分が溶けて染み出す現象
クリープ現象:一定の重さが持続して作用することによって 木材・鋼材・コンクリートがたわむ現象
チョーキング(白亜現象):外壁が劣化することによって表面に粉が吹く現象
エフロレッセンス(白華現象):タイルが劣化することによって表面に粉が吹く現象
トラッキング現象:コンセントの回りにホコリがたまり発火する現象
ジャンカ:「豆板」とも呼ばれる 砂利や骨材が集中した部分。コンクリートの欠陥(劣化ではないかな・・)
ウォーターハンマー:給水管中を流れる水を急激に停止すると,上流側の圧力上昇により衝撃音を出す現象。
住宅診断士が現場調査をする際 こういった点が無いかも確認します。
用語は聞きなれませんが お客様自身でもある程度 調査出来ますので 程度を計ってはいかがでしょうか。
住宅診断士コラム 床のトラブル2015/11/03
住宅診断士の床トラブルについてのコラムです。
ご相談でよくあるのが 「床がキシキシ音が鳴る」「床がフカフカ沈む感覚がある」というもの。
「床がキシキシ音が鳴る」というのは 2つの原因が有ります。
一つ、床材・床下材が収縮して結合部がすれる。
こちらは どのお宅でもあり得る 経年劣化の一部です。
床材上部からフィニッシュネイルという細い結合材を打ち込むことによって比較的簡単に治すことが出来ます。
二つ目は施工時に床材の接着部分に金物があたるようにしてしまった。
こちらは 施工ミスです。重大なものでないにしろ気が付いたら監督に言って修理してもらうようにしましょう。
直すために一部分解体するか 床下から補修する必要があります。
「床がフカフカ沈む感覚がある」というのは腐食の可能性が有ります。
床は根太という横部材が張り巡らされ 床下より束で支えられているので キシキシという音が鳴るにしても沈むことは本来あり得ません。
但し、床の換気不良や漏水による木材の腐食で構造材の強度が落ちたり、シロアリの浸食によりこの現象が起きます。
シロアリの浸食であった場合、現在進行形で他の箇所も痛めてしまっている可能性があるので、そのような箇所が有れば直ちに確認してもらうようにしましょう。
住宅診断士コラム 中古住宅売買でのキャンセル2015/10/31
住宅診断士コラムです。
中古住宅購入を計画していて途中で何等かの事情でキャンセルをするという事はよくあります。
ここではキャンセルの時に掛かる費用についてご紹介します。
まずは 不動産購入・キャンセルの関係の前に売買の流れから知っておかなければなりません。
覚えていくことは 申し込みと契約。
申し込みは法的拘束力がない為、そこでキャンセルをしても何の問題もありません。
もしも「申込金」「申込証拠金」としてお金を払っていても 不動産業者はお客様へ返金しなければなりません。
次の契約に進みますと 一般的にお客様は売主に対して「手付金」というお金を支払います。
契約後にお客様がキャンセルするとこの「手付金」が戻らない場合がほとんどです。
逆に売主の方から契約後に「売るのをやめる」となった場合 手付金の2倍の金額をお客様へ支払うことになります。
ちなみに住宅ローンを利用して計画を進めている場合で 万が一 融資が受けれなかった場合
「住宅ローン特約」からこれまで支払ってきた「申込金」「手付金」はお客様の下へ返金する事となります。
中古住宅購入にはこういった流れがあり、その時々で支払われるお金、中止する場合に戻るお金と戻らないお金が有ります。
こういった知識も相談した上で計画を進めましょう。
資金
熊谷 キャンペーン活動実施2015/10/28
本日は埼玉県熊谷市へキャンペーンのポスティング活動をしてきました。
折り込み広告やCM等、広報活動手段は様々有りますが 自分の足で地域を回り、お住まいを一軒一軒見ながらどのように提案すれば考えながら行うこのポスティングを我々は大切にします。
外観を見れば築年数が分ります。屋根や外壁を見ればメンテナンス時期が分ります。軒天井を見れば雨漏りの形跡が分ります。お役に立ちたいとの思いを込めて広告を入れさせて頂いていますのでキャンペーン期間中にどうぞご利用下さい。
今後、エリアを拡大していきますが暮らしの安心を第一に考える我々は、一気に広報をせず 小さな歩みですがエリアごとのポスティングでお客様の身近で、お客様の事を考え活動して参ります。
住宅診断士 コラム2015/10/28
住宅診断士としてこれまで様々なお客様とお話しさせて頂きました。
そしてたくさんの方から 中古住宅購入 売却・リフォームで参考になったと喜んで頂き大変うれしく感じています。
住宅診断士は売買においてあくまで中立であり 現状をありのままを報告するという立場です。
アドバイス等もしますが 決定権がお客様にある以上 出過ぎたお話しはしません。
それでも 「良い判断材料になった」「安心して暮らせるようになった」とのお声を頂きます。
これからも 調査・資料に磨きを掛け 悪い部分を報告する中でも その対処法をしっかり検証して提案していきます。
ご依頼頂いたお客様も 計画中で今後 利用される方も 長くお付き合いできる会社としてアシュアを宜しくお願い致します。
行田・鴻巣住宅診断報告2015/10/27
埼玉県 行田・鴻巣の住宅診断報告です。
本日は仏壇の配置について相談に行って参りました。
住宅を全面改装する上で 仏壇の配置がどうしても決まらずプランが行き詰っていたとの事。
仏壇の配置には決まりが有り
南向き もしくは東向きである事
仏壇は太陽の巡りが見えるよう 南向きか東向きが原則です。
次に 仏壇の上を人が歩かない事
ご先祖様の眠る仏壇の上を踏むという事はあってはなりません。
仏壇のあるお宅は 二階の部屋の配置にも気を配らなくてはならず 仏壇の上が廊下・仏壇の上が居住空間 は ✖です。
どうしても 一階と二階の導線が重なるようであれば 二階は物入れとするべきでしょう。
意外と知られていない建築のルールが有りますので プランニングの際 是非突っ込んで質問を投げかけてみて下さい。
大宮区 住宅診断活動報告2015/10/25
埼玉県 大宮区 住宅診断活動報告。
これからキッチンの交換をお考えのT様。
折角 リフォームをするのだからと色々な住宅会社から見積りを取って準備をした所、安い会社は60万円 高い会社は120万円で出て来たそうです。
どの業者も 「私の会社は間違いない」と言うし
友人は「安すぎるところにお願いする失敗するよ」なんて言うものだから行き詰ってしまい当社に連絡を下さいました。
確認させて頂いた所 どの会社も悪徳と呼ばれる評判の悪い所では有りませんでした。
さすがT様!しっかり調べてから見積りを取ってましたね!
ではなんでこんなに見積りに開きがあるの?そもそも相場っていくら?
埼玉でのキッチン交換の相場は器具のグレードにもよりますが 交換のみならば工事を含めて80万円前後
60万円の業者は最低グレードの器具と交換のみの工事見積りでした。
まずは底値の所から追加を提案する打ち合わせをして契約まで持っていく考えなのでしょう。
一番高かったところは器具のグレードも違いましたがそれ以上に施工の範囲が違いました。
キッチン周りの壁紙や床のクッションフロアーと呼ばれる仕上げ材も交換する見積りでした。これならば器具だけでなく台所全体がきれいになります。
金額差の原因が何なのかはっきりしたT様は最終的に 105万円で普及品の器具設置と壁紙交換の見積りを出して来た業者に決定されました。
たくさん見積りを取っても意外と 何が違うのか比較するのは難しかったりするんですよね。
他社の見積りを営業マンに見せて説明を求めれば 自分の方が良いって言うに決まっているし・・・
他にもT様のようなお悩みを持っている方がいらっしゃいましたらご連絡下さい。中立な立場で正しい判断が出来る情報をご提供します。
見積り相談
自分でも出来る住宅診断 戸建て編2015/10/23
住宅診断 ワンポイントアドバイス。
昨日のマンションに引き続き 本日は戸建て住宅の自分で出来るチェック方法です。
マンション編でもお伝えしたように 起こっている問題に対する原因究明や対処方法はプロの知識と判断が必要ですが 現象自体は誰でも見て取れます。
住宅の場合はやはり床下が重要になって来ますので 一度 見てみるのも良いでしょう。
台所に床下収納が有れば 収納されているものを取って 器を外すと床下が見れます。
床下に潜る必要はないので 見える範囲で
虫に腐食された形跡がないか
束石と束木が外れているところはないか
砂が乾燥しているか
この 3点をチェックしましょう。
もしも 不具合が有れば 住宅診断をするなり リフォーム業者に見てもらった方が良いと思われます。
自分で出来る範囲でメンテナンスをすれば 悪徳業者に騙されることも無いので 自主的に行いましょう。
自分でも出来る住宅診断 マンション編2015/10/22
住宅診断の極意 マンション購入や入居の際 判断材料として自分で出来るチェック項目を紹介します。
もちろん、ひび割れなどの原因や症状の診断をするとなるとプロの領域ですが、その症状の有無をチェックするまでは自分でも簡単にできます。
まずは部屋に入る前の共用部分(ホール・階段・廊下等)
・外壁にひび割れは無いか
・外壁の塗装は浮いていないか
・クロスの割れは無いか
部屋部分は前の入居者やマンションの管理者が内装リフォームをしてきれいに見せますが、この共用部分は放置されがちです。
だからこそ その部分をチェックすると建物自体の不備が分ります。
外壁に大きなひび割れが有れば 施工の不備の可能性が有ります。
塗装が浮いていれば しっかりと管理されていない可能性が有ります。
クロスも同様に 管理が甘い可能性が出て来るでしょう。
次に入居部分ではベランダに出て
・壁にひび割れが無いか
・天井にシミは無いか
をチェックしてください
先に書いたように部屋はきれいにしているが ベランダはありのままの状態が見えるというマンションが多くあります。
購入後・入居後に「管理が甘い」とか「地震でよく揺れる」なんてことに気が付いて 手遅れにならないよう 自分でチェックできるところはしっかり判断していきましょう。
マンション
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