仏壇配置のルール2015/12/19
本日は仏壇の配置について相談に行って参りました。
住宅を全面改装する上で 仏壇の配置がどうしても決まらずプランが行き詰っていたとの事。
仏壇の配置には決まりが有り
南向き もしくは東向きである事
仏壇は太陽の巡りが見えるよう 南向きか東向きが原則です。
次に 仏壇の上を人が歩かない事
ご先祖様の眠る仏壇の上を踏むという事はあってはなりません。
仏壇のあるお宅は 二階の部屋の配置にも気を配らなくてはならず 仏壇の上が廊下・仏壇の上が居住空間 は ✖です。
どうしても 一階と二階の導線が重なるようであれば 二階は物入れとするべきでしょう。
意外と知られていない建築のルールが有りますので プランニングの際 是非突っ込んで質問を投げかけてみて下さい。
年末大掃除で断捨離2015/12/18
年末の大掃除でいらないものを捨ててスッキリしたいという方は多いと思います。
ですが沢山の物を捨てるにも分別が大変だし、大物を捨てるには業者に頼まなくてはならなくてお金が掛かる・・・という悩み。
一度、お近くのごみ処理場を調べてみて下さい。
車で持ち込めば驚くほど安く処分出来る事が分ります。
県・市によってはそれほど細かく分別する必要が無い所も多いです。
又、ごみ処分場は基本的に平日受け付けていますので曜日に関係なく燃えるゴミ・燃えないゴミを捨てることが出来ます。
まとめる際も指定のごみ袋を使う必要はありませんので結果的に地域のゴミ出しよりも簡単に安く済みます。
意外と知られていないこのような県・市の活用方法を今後も配信して行きます。
ごみ処理
東京都 江東区 キャンペーン活動報告2015/12/12
東京都江東区 キャンペーン活動報告です。
本日は住宅診断の調査が無かった為 キャンペーンポスティングをして参りました。
そして いつものように 住宅の外観を見ながら 「このお宅は外壁の摩耗具合から 築 15年位かな」とか
「屋根が錆びているから 住宅診断の問い合わせが来たら 屋根塗装メンテナンスのアドバイスをしよう」とか
考えながらポスティングしました。
一年の中で 屋根塗装をするベストな時期は決まっていて 梅雨の後 7月 か 秋口の10月です。
雨が降ると工事が出来ないのはもちろんとして 真夏は塗料の乾きが早いのと 夕立の可能性が高いので向いていません。
11月を過ぎると 朝方に屋根で結露が発生するので今が最後の機会と言えるでしょう。
どんな工事にも「施工をするベストな時期」というのが有りますので 工事計画でアドバイスが必要な方は遠慮なくお問い合わせください。
塗装
アシュアのリフォーム相談2015/12/03
住宅診断をしているとやはりリフォームは付き物なのでよく相談を受けます。
住宅診断士は不動産業者でもリフォーム会社でも無い第三者的立場なので、変に工事を増やしたりしないという事で重宝されています。
私共のモットーは「不具合を解消し要望に応えるにあたり 適切 且つ 安価な方法の提案」です。
お金を掛ければ 良くなるのは当たり前。お客様自身で出来る事は方法を教え 行動してもらう事で費用を抑えてもらいます。
「より良い暮らしの為の住宅診断」を考えた時 生活の方に費用を回した方が良いという事も念頭にいれて提案するよう心掛けています。
空き家が沢山ある現状で住宅診断の会社はこれから増えていくでしょう。
その会社にはそれぞれ理念があり、どの理念がマッチするか選んで依頼するようになります。
住宅診断を依頼するにあたって何が知りたくて どのような結果を求めているのか考えた上で選択しましょう。
東京都 五反田 住宅診断活動報告2015/11/30
本日は東京都五反田のお客様へ住宅診断調査へ行って参りました。
埼玉県を本拠地にしておりますので関東どこに行くにも便利です。
五反田に限らず首都圏ほとんどの住宅に当てはまると思うのですが、隣地が近い「狭小地」です。
この狭小地はリフォームをする際、様々な事に注意が必要になります。
一番は足場です。どうしても自分の敷地内で収まらない場合、お隣の土地をまたいで設置する事となります。
さらに外壁塗装や屋根塗装での高圧洗浄で水が飛散した等のクレームもあったりします。
十分に注意しないと近隣に迷惑が掛かり、何よりお客様に影響してしまうので監督との打ち合わせが必要です。
又、ほとんどの業者で「狭小地割り増し」というプラス金額が掛かって来ます。
資材の運搬や施工性等、広い土地で工事をするのとは別物になってしまうのでこのような料金が掛かってしまうのです。
細い私道ならば車の出入りもあるでしょう。
そのようなトラブル防止に施工店での「着工前近隣挨拶」があります。
リフォームの仕上りが満足でも、工事をしたことによって近隣との関係が悪くなってしまっては計画成功とはいえないのでこの点も十分に注意しましょう。
東京
瓦屋根の知識2015/11/28
埼玉県大宮市内を本日はキャンペーン活動で回ってきましたが、屋根の構造は瓦屋根が目立ちます。
私の出身は東北で雪国なので屋根の雪下ろしを考え瓦屋根はほとんど有りませんでしたから目にとまります。
瓦屋根の特性は耐久性と断熱性です。
板金屋根と違い、塗装の塗り直し等のメンテナンスが少なくとても長持ちします。
もちろんその分、施工時は高く付きますがリフォームで10年に一度足場を掛けて塗装となると30万円前後掛かりますので長い目で見たら割安かもしれません。
次の断熱性能。直射日光にさらされると屋根自体がとても暑くなります。真夏に板金屋根に上ってみるとフライパンの上にいるような感覚になります(笑)
その点鋳物の瓦は表面の熱を下部に通しにくいので断熱効果が高いと言えます。
日本古来の瓦屋根は景観も良いのもメリットの一つと言えるでしょう。
ローコスト住宅が増えている中、様々な要因を考慮して瓦屋根を選択するのも良いかもしれません。
瓦屋根
中古住宅購入前の住宅診断2015/11/27
中古住宅購入を計画していて途中で何等かの事情でキャンセルをするという事はよくあります。
ここではキャンセルの時に掛かる費用についてご紹介します。
まずは 不動産購入・キャンセルの関係の前に売買の流れから知っておかなければなりません。
覚えていくことは 申し込みと契約。
申し込みは法的拘束力がない為、そこでキャンセルをしても何の問題もありません。
もしも「申込金」「申込証拠金」としてお金を払っていても 不動産業者はお客様へ返金しなければなりません。
次の契約に進みますと 一般的にお客様は売主に対して「手付金」というお金を支払います。
契約後にお客様がキャンセルするとこの「手付金」が戻らない場合がほとんどです。
逆に売主の方から契約後に「売るのをやめる」となった場合 手付金の2倍の金額をお客様へ支払うことになります。
ちなみに住宅ローンを利用して計画を進めている場合で 万が一 融資が受けれなかった場合
「住宅ローン特約」からこれまで支払ってきた「申込金」「手付金」はお客様の下へ返金する事となります。
中古住宅購入にはこういった流れがあり、その時々で支払われるお金、中止する場合に戻るお金と戻らないお金が有ります。
こういった知識も相談した上で計画を進めましょう。
資金
内装仕上げの種類2015/11/25
住宅診断士による内装仕上げのコラムです。
リフォーム・新築をする際に誰もが行う相見積・・・
ですが揃ったいくつかの見積書を見比べて材料・施工を詳細に分析し比較するのは大変難しい事です。
ここでは内装のランクについてご説明します。特にリフォームを検討されている方には必見!
内装クロスには様々有りますが、リフォームを計画されている方は「クロスの厚み」に注意された方が良いです。
大体の会社は量販クラスと呼ばれる新築でも使われるクロスで提案して来ますが、実はリフォーム工事の場合、下地の状態を考慮し厚手のクロスを選ばないと凹凸が目立ちます。
「1000番台」もしくは「リフォームクロス」という物から選びましょう。
こちらのクロスは厚みも有りますが機能性内装という事で、脱臭・抗菌・調湿・防カビ・抗アレルゲンと様々な性能が付加されているものが有ります。
また薄手のクロスでは年数が立つと隙間が目立つものが有りますのでやはり厚手の物を選んだ方が正解です。
お客様自身が知識を付けることで、リフォーム・新築の計画に対し様々な選択肢が増えます。
今後も有益な知識を提供できるようコラムを更新して参りますので是非参考にして下さい。
家を長持ちさせる為の確認2015/11/23
住宅診断 ワンポイントアドバイス。
先日のマンションに引き続き 本日は戸建て住宅の自分で出来るチェック方法です。
マンション編でもお伝えしたように 起こっている問題に対する原因究明や対処方法はプロの知識と判断が必要ですが 現象自体は誰でも見て取れます。
住宅の場合はやはり床下が重要になって来ますので 一度 見てみるのも良いでしょう。
台所に床下収納が有れば 収納されているものを取って 器を外すと床下が見れます。
床下に潜る必要はないので 見える範囲で
虫に腐食された形跡がないか
束石と束木が外れているところはないか
砂が乾燥しているか
この 3点をチェックしましょう。
もしも 不具合が有れば 住宅診断をするなり リフォーム業者に見てもらった方が良いと思われます。
自分で出来る範囲でメンテナンスをすれば 悪徳業者に騙されることも無いので 自主的に行いましょう。
住宅診断士コラム マンション自己チェック2015/11/21
住宅診断士によるマンションの自己チェックコラムです。
もちろん、ひび割れなどの原因や症状の診断をするとなるとプロの領域ですが、その症状の有無をチェックするまでは自分でも簡単にできます。
まずは部屋に入る前の共用部分(ホール・階段・廊下等)
・外壁にひび割れは無いか
・外壁の塗装は浮いていないか
・クロスの割れは無いか
部屋部分は前の入居者やマンションの管理者が内装リフォームをしてきれいに見せますが、この共用部分は放置されがちです。
だからこそ その部分をチェックすると建物自体の不備が分ります。
外壁に大きなひび割れが有れば 施工の不備の可能性が有ります。
塗装が浮いていれば しっかりと管理されていない可能性が有ります。
クロスも同様に 管理が甘い可能性が出て来るでしょう。
次に入居部分ではベランダに出て
・壁にひび割れが無いか
・天井にシミは無いか
をチェックしてください
先に書いたように部屋はきれいにしているが ベランダはありのままの状態が見えるというマンションが多くあります。
購入後・入居後に「管理が甘い」とか「地震でよく揺れる」なんてことに気が付いて 手遅れにならないよう 自分でチェックできるところはしっかり判断していきましょう。
住宅診断士コラム 工事日程2015/11/20
住宅診断士によるリフォーム工事日程のコラムです。
住ながら施工するリフォームにとって工事日程は非常に重要。
生活に大きく影響して来ます。
そもそも良い工事日程というのはどういったものなのでしょう。
第一に空きが無い事
よくあるクレーム・不満で業者が入ったり入らなかったり・・・ ズルズル長引いていつ終わるか分らない・・・
なんてことが有ります。
土日に工事をするのは近隣のご迷惑になりますのでそれ以外の平日はキッチリ業者が入るような日程が良いでしょう。
次に業者の入る順番
業者の入る順番は下地→仕上げ→器具取り付けとなります。
一般的には、大工工事→内装工事→左官・塗装工事→設備・電気工事→クリーニングの順番です。
もちろん工事内容によっては違いが出ますが、大工工事が工程の大半をほとんどを占める事が多いです。
リフォームの場合は家具の移動や生活空間の移動などが有りますから、監督としっかり打ち合わせをし、
どの部屋から完成させ、何日の段階で引き渡しとなるか押さえるようにしましょう。
工事日程
住宅診断士コラム 補強と補修2015/11/19
住宅診断士によるリフォームの補強と補修のコラムです。
住宅診断をしている中で築年数が古い物件だと補強・補修の必要性がある部分に出会います。
シロアリの浸食や前に施工した業者の不備等は構造的に補強が必要です。
床に潜って受け木をしたり金物を入れたりする程度なら施工範囲も狭く大きな金額にはなりませんが、シロアリが柱まで登っていたり筋交いが入るべき場所に入っていなかったりすると大変です。
構造を補強する為に一部壁を解体・復旧する事となり手間とお金が掛かってしまいます。
もしもリフォームをお考えの方がいらっしゃれば、同時に住宅診断で構造の補強が必要か確認する事をお勧め致します。
リフォームの際に同時に補強を行えば費用を抑えることが出来ます。
次に雨漏りでシミが出来た、屋根が錆びて来た等の補修。
これは表面に見えて来る不具合なのでお客様も気が付きやすいです。
ブログの中でも何度も言っているように補修は早期発見・早期治療。
不具合が広がり悪化してしまう前に手を打つようにしましょう。
中古住宅買うなら、リフォームするならまずは住宅診断(ホームインスペクション)から。東京から埼玉、神奈川や千葉、群馬や栃木、茨城や山梨などの関東の住宅診断ならおまかせくだささい。