神奈川県新築建売の住宅診断(ホームインスペクション)活動 2016/12/20
先日、神奈川県横浜市にて、新築建売の住宅診断(ホームインスペクション)を行ってまいりました。
購入者様は、現在お住まいの所からすぐの場所に建売ができるので、施工途中(割と早めの段階で)に購入を決めたとのことでした。
お客様は近くにお住いのため、施工中の現場をちょくちょく見ていたようです。
現場では、素人目からもわかるほど施工や対応が雑だったため、心配になり、弊社にご依頼をいただいたという経緯です。
今回は、施工途中に一回、そして完工後に一回と、計2回の住宅診断(ホームインスペクション)を行いました。
1回目の施工途中の住宅診断(ホームインスペクション)で、何点か施工不良が見つかり、メーカー側に是正を促しました。
1回目で施工不良が見つかったことで、メーカー側の監督も気を引き締めなおしていただいたはずでしたが、結局2回目の完工後の住宅診断(ホームインスペクション)でも、雨漏りに直結するような施工不良点(破風間のコーキングがぬけていた)が確認されました。
住宅は、精密機械が造るものではなく、人の手で造られていくものです。
職人さんや現場監督も人間です。
なかには、どうしても施工不良点が見つかることがあります。
一般的に購入者様は、建築のプロではないため、そういった所の確認や、今後長年安心して暮らしていくために住宅診断(ホームインスペクション)をご活用いただければと思います。