住宅診断士コラム 補強と補修2015/11/19
住宅診断士によるリフォームの補強と補修のコラムです。
住宅診断をしている中で築年数が古い物件だと補強・補修の必要性がある部分に出会います。
シロアリの浸食や前に施工した業者の不備等は構造的に補強が必要です。
床に潜って受け木をしたり金物を入れたりする程度なら施工範囲も狭く大きな金額にはなりませんが、シロアリが柱まで登っていたり筋交いが入るべき場所に入っていなかったりすると大変です。
構造を補強する為に一部壁を解体・復旧する事となり手間とお金が掛かってしまいます。
もしもリフォームをお考えの方がいらっしゃれば、同時に住宅診断で構造の補強が必要か確認する事をお勧め致します。
リフォームの際に同時に補強を行えば費用を抑えることが出来ます。
次に雨漏りでシミが出来た、屋根が錆びて来た等の補修。
これは表面に見えて来る不具合なのでお客様も気が付きやすいです。
ブログの中でも何度も言っているように補修は早期発見・早期治療。
不具合が広がり悪化してしまう前に手を打つようにしましょう。