横須賀市の外壁住宅診断2017/02/02
先日は、神奈川県横須賀市のお客様からご依頼をいただき、住宅診断に行ってまいりました。
内壁にシミのようなものが出てきたので、原因を調べてほしいとのことでした。
数か月前に外壁のリフォーム工事をしており、もしかするとその時の施工不良が原因で症状が現れたのではないかと心配されておりました。
結果、「リフォーム施工時、高圧洗浄をした際に、劣化部分から水が侵入した」もしくは、「もともとの外壁の劣化部分に雨水侵入やカビの繁殖があり、除去しないまま塞いだので内部に劣化が広まった」という結論に至りました。
住宅診断(ホームインスペクション)は、あくまで非破壊の一時診断になりますが、あらゆる側面や背景から原因を追究します。
(場合によっては破壊検査を行わないと正確な原因を割り出せないこともあります。)
簡潔にお話しすると、もともと外壁(下地)に穴が開いており、対処しないまま上から新しい外壁の施工を行ったようです。
通常であれば、外壁に穴が開いていれば、そこの対処を行ったうえで次の工程に進まなければなりません。
大がかりな工事になればなるほど、簡単に工事をやり直すというわけにはいきません。
リフォーム工事は業者選定が重要になります。
工事は業者に任せっきりにはならず、しっかりと現状や工事内容をお客様自身も把握し、わからなければ事細かく聞くようにしましょう。
業者から説明してくれるのが当たり前ですが、そうでなければ施主側でしっかりと追及することも必要になります。