天井裏と床下点検2016/03/01
住宅診断において天井裏と床下への潜入診断は欠かせません。
雨漏り・漏水・施工不具合等、お客様の目に届かないところだからこそ進行している問題が見えてきます。
ですが多くの住宅診断会社はこの費用を基本料金に追加のオプションとしている状況・・・
確かに手間と時間が掛かりますが潜入点検は住宅診断に不可欠です。診断を希望のお客様は天井裏・床下点検が基本プランに入っているか・トータルでいくら掛かるかを必ず確認しましょう。
これからは天井裏・床下点検で過去に判明した事例です。
・太陽光発電を設置したら雨漏りが!
太陽光発電を設置したところ、施工の悪い業者に当たってしまって屋根板をビスで貫通された為、雨漏りが発生した現場がありました。
今はビスを使わないで接合するのが一般的ですがビスを使う際は必ず防水処理をしなければなりません。致命的な施工ミスです。
・築年数が浅いので安心していたらシロアリが!
5年前に新築をして当然床下には防蟻処理を行っていたのですが点検をしたらシロアリがいました。
実は両隣の築30年のお宅が同時に解体・建て替えをし今年新築を建てたそうです。
元々古いお宅に住み着いていたシロアリが行き場をなくし診断したお客様宅へ移動したようでした。
繰り返しになりますが住宅診断を依頼する場合は天井裏・床下をしっかり点検してくれるところを選びましょう。