【ホームインスペクション】床下潜入・天井裏潜入の重要性2016/08/18
【ホームインスペクション】床下潜入・天井裏潜入の重要性
弊社アシュア住宅診断では、床下潜入と天井裏潜入が標準プランになっております。
多くの住宅診断会社は、床下や天井裏は、点検口を開け、見える範囲での確認となっております。
もしくは、潜入して確認する場合は、オプション料金がかかってしまい、相場で8万円~12万円程の住宅診断費用が掛かるのが一般的です。
アシュア住宅診断では、床下と天井裏の潜入を必ず行います。
※点検口がない場合や、ふところが狭い場合は、潜入について別途ご相談させていただいております。
なぜなら、住宅の瑕疵に相当する部分は、床下や天井裏に発見される場合が多いからです。
例えば床下であれば
①シロアリ被害
②建物の傾きが躯体によるものか、地盤によるものか、その他によるものか
③漏水が起きているかどうか
天井裏であれば
①雨漏れが起きているかどうか
②躯体に亀裂や劣化がないかどうか
このような、住宅にとって重大なことが床下や天井裏の潜入によりわかるのです。
また、奥まで潜入しないと、どこに欠陥や被害があるのか特定することが困難ですし、原因の特定も出来かねることがあります。
だからこそ、住宅診断(ホームインスペクション)において床下潜入と天井裏潜入は必須項目として標準プランに組み込んでおります。
むしろ天井裏潜入・床下潜入をしない住宅診断はナンセンスではないでしょうか。
事例として
先日東京都日野市のK様邸の住宅診断で、洗面室の床がふかふかしている部分が発見されました。
水回りは湿気が多いので、当初は洗面室下部のシロアリ被害が疑われました。
実際に床下潜入により洗面室部分を調べたところ、シロアリ被害は見受けられませんでした。
原因は、洗濯機置き場から一時的に大量の水をこぼしてしたことで、下地が腐食したことが分かりました。
このように、床下の奥(洗面室の床下)まで潜入しないと原因がわからないことがあります。
業者から、シロアリの疑いがあるといわれ(実際には違うのに)、それを真に受けて、高額なシロアリ対策工事をしてしまった方々もいらっしゃいます。
天井裏潜入についても同様です。
雨漏りが起きている場合、どの部分が漏れていて、原因が何なのか、それに対する改善策は何なのかを奥まで潜入し、隅々まで調べます。
点検口を開けて見渡すだけでは難しいでしょう。
アシュア住宅診断では、住宅という一生に一度の高額な買い物に対し、絶対に失敗してほしくありません。
住宅診断(ホームインスペクション)をせっかくやるならば、徹底的に住宅をお調べし、不具合があればその原因と改善策をご提案します。