窓断熱2016/01/16
暖房対策をしていても、なかなか部屋が温まらないというご家庭も少なくありません。
部屋が寒いと、過ごしにくいだけでなく暖房費もかかってしまいます。
そんな方は、一度「断熱リフォーム」をご検討されてはいかがでしょうか?そのポイントをご紹介致します。
日光や暖房による熱は、温度の高いところから低いところへ移動し、混じり合って一緒の温度になる性質があります。
この熱の性質により、部屋を温めても熱は温度が低い家の外に移動してしまい部屋の中が寒くなるのです。
しかし、家の壁には断熱材が埋め込まれており、熱が逃げないようになっています。
熱が逃げないように処理が施されているのに部屋が冷えてしまう理由には、どのような理由があるのでしょうか。
実は、家が寒いのには窓が関係しているケースが多いです。
窓には断熱材を入れることができない上に、ガラスは熱を逃がしやすい性質があります。
冬は外の気温も低いので、窓から暖気が逃げて行ってしまうのです。
暖房などによる熱を100%とすると、熱が外に移動してしまう割合は窓からが48%となり、半分近くを占めています。
外壁が19%、換気が17%、床が10%、屋根が6%、ですので、圧倒的に窓から逃げる熱が多いことが分かりますよね。
いかに窓を断熱化するかによって熱効率は大きく変わりますので窓断熱を検討してみて下さい。