畳の張替えについての豆知識2016/03/28
畳の張替えについての豆知識をお話しします
先日、築37年の中古住宅を住宅診断でお伺いしてまいりました。
一般的な昭和木造日本住宅で、キッチン以外は和室で床は畳敷きになっております。
畳のリフォームには以下の種別があります
①新規交換
これは、まったく新しい畳を入れ替える工事になります。
既存の畳を撤去することになるので、処分費が別途かかります。
②畳表替え
今使っている既存の畳床はそのままで、表面の畳表と縁を新規で張り替えます
畳床はそのままなので、撤去費用が掛かからず新規交換よりも安価です。
見栄えは新規とあまり変わらないため、特に畳床が極端に劣化していなければ表替えがおすすめです。
③畳裏返し
表替え同様、畳床はそのままです。
既存の畳表を裏返しにし、新しく縁のみ取り付けます。
一番安価な方法ですが、劣化が激しいと裏返しができない可能性もあります。
また、一言に畳といっても、グレードや種類が様々あります。
耐久性に優れているもの、調湿効果があるもの、中国産や日本産などなど、お客様の用途や予算に応じて様々になりますので、よく吟味して選びましょう。
住宅診断の際は、こういった細かい内容にもお答えいたしますので、リフォームをお考えの際は何なりとご質問ください。