千葉県 住宅診断2016/02/28
千葉県へ住宅診断に行って参りました。
中古住宅を購入したけれど床の傾きが気になるとの問い合わせでお伺いしましたが結果から言うと大きな問題は有りませんでした。
全居室を水平を確認したところ、リビングの床のみの傾き。
もしも家全体が傾いているとすればすべての部屋で同じ方向に傾きがみられるはずです。
よって地盤沈下の可能性は無くなりました。お客様が一番恐れていた事は解消です。
もしも地盤沈下していれば補修は莫大な金額になってしまいますからね。
さらにリビングで壁が垂直になっているかを確認。構造上大きな欠陥があれば床だけでなく壁も傾くはずです。
住宅全体をくまなく調査した結果、リビングの下がっている部分に力が集中する構造となっており、それが原因だと思われました。
又、現状落ち着いているので今以上傾きが悪化する可能性は低いと判断できました。
後日報告書にて詳細説明をしますが、現場調査時点での報告を聞いてお客様も安心。
床の傾き=構造的な大きな欠陥=大規模補修 という事ではないので専門的な目線で判断できると暮らしの不安も無くなるでしょう。