バルコニーのチェック2016/02/23
現代の新築にはほとんどバルコニーが付いています。
敷地の有効利用と洗濯物を干すなど日常生活の為に設計される事が多いですが雨漏りの発生源である事が多いのも事実・・・
バルコニーは壁で囲まれているのにも関わらず屋根が無い外部と内部を兼ねている場所です。
ですので排水や換気を十分に考えた上、しっかりとした強度が無いと劣化も早い場所です。
そんな場所ですからお住みのみなさん自らが日常的にチェックしていきましょう。
・外壁のコーキングに隙間は無いか
外壁は年数が経過するとコーキングと呼ばれる外壁材と外壁材の間のパッキンがひび割れたり痩せてきたりします。
雨水の浸入となる可能性があるのでチェックしましょう。
・床のヒビ
床はウレタンコートされていたりFRP防水加工されています。
詳細の構造は防水層の上に雨や日光からの劣化を抑える仕上げ層に分かれます。
仕上げ層部分の細かなヒビなら問題有りませんが下層の防水層に達する劣化は雨漏りの危険大です。
・排水溝回り
排水溝回りの隙間はもちろんですが、落ち葉等が詰まりやすいので日常的に掃除をしましょう。
雨水が流れず溢れる事で雨漏りに繋がってしまいます。
雨漏りは住宅の天敵ですので日頃からチェックとメンテナンスをしましょう。