住宅診断道具2016/02/17
本日は住宅診断はどのような道具を使ってどのような調査をするのかご紹介します。
・水平レーザー
床の勾配や建具の建て付けをチェックするのに使用します。ちなみに床では1mで3㎜以上の誤差があれば指摘事項になります。
・含水率計
土台や柱等、木材の水分量を調査します。水分が多く含まれているとその分、乾燥収縮して構造の変形や軋みに繋がる可能性が出ます。
・打診棒
玄関タイルを叩いて浮きが無いか調査するのに使用します。浮いていたり空洞があったりすると軽い音が出ます。
・クラックスケール
基礎のヒビの状態を調査するのに使用します。通常のスケールでは判断が付かない1㎜以下のヒビに対して現状問題があるかどうかを判断します。
上記が専門的な物ですが床下に潜入する際のLEDライトを使用したり、潜入後居室を汚さないように合羽を着たりもしますし、天井裏に潜入する際に脚立を使ったりします。
又、簡単な調整をその場で出来るように電動ドライバーなんかも持ち歩いています。
正しい診断をするにあたってこれらの道具は診断士にとってとても重要な物です。