フローリングの選び方2015/12/14
リフォームの相談を受けた時に床材や壁材をどのように選べばよいかと質問される事が多いです。
壁の仕上げは前にコラムで上げたようにリフォームクロス(1000番台)と呼ばれる厚手の生地を選べばまず問題無いでしょう。
床については好みが分かれます。
種類は大きく分けて合板の複合フローリングか天然材の無垢フローリング。
現在、新築・リフォームで広く使われている複合フローリングはワックス不要で汚しても跡が付きにくくお手入れが楽です。
無垢フローリングは歩いた感触に温かみと柔らかさがあり、高級感があります。但し天然材なので収縮したり、汚れの手入れが大変だったりします。
高級感・質感を重視したいのであれば無垢フローリングを使用し、その部分をこだわらなければ複合フローリングを選択しましょう。
さらに複合フローリングを選択する場合、「何に重きを置くか」で種類が変わって来ます。
・傷・へこみに強いフローリング(ペットフロアー)
・下階への音を軽減するフローリング(遮音フロアー)
・床暖房や電気カーペットに適したフローリング(耐熱フロアー)
・水回りに適したフローリング(サニタリーフロアー)
こだわりや使う部屋に合わせてフローリングを選択すると、より長持ちし、よりその部屋の効果を上げることが出来ますので参考にして下さい。