住宅診断士コラム 中古住宅売買でのキャンセル2015/10/31
住宅診断士コラムです。
中古住宅購入を計画していて途中で何等かの事情でキャンセルをするという事はよくあります。
ここではキャンセルの時に掛かる費用についてご紹介します。
まずは 不動産購入・キャンセルの関係の前に売買の流れから知っておかなければなりません。
覚えていくことは 申し込みと契約。
申し込みは法的拘束力がない為、そこでキャンセルをしても何の問題もありません。
もしも「申込金」「申込証拠金」としてお金を払っていても 不動産業者はお客様へ返金しなければなりません。
次の契約に進みますと 一般的にお客様は売主に対して「手付金」というお金を支払います。
契約後にお客様がキャンセルするとこの「手付金」が戻らない場合がほとんどです。
逆に売主の方から契約後に「売るのをやめる」となった場合 手付金の2倍の金額をお客様へ支払うことになります。
ちなみに住宅ローンを利用して計画を進めている場合で 万が一 融資が受けれなかった場合
「住宅ローン特約」からこれまで支払ってきた「申込金」「手付金」はお客様の下へ返金する事となります。
中古住宅購入にはこういった流れがあり、その時々で支払われるお金、中止する場合に戻るお金と戻らないお金が有ります。
こういった知識も相談した上で計画を進めましょう。