自分でも出来る住宅診断 マンション編2015/10/22
住宅診断の極意 マンション購入や入居の際 判断材料として自分で出来るチェック項目を紹介します。
もちろん、ひび割れなどの原因や症状の診断をするとなるとプロの領域ですが、その症状の有無をチェックするまでは自分でも簡単にできます。
まずは部屋に入る前の共用部分(ホール・階段・廊下等)
・外壁にひび割れは無いか
・外壁の塗装は浮いていないか
・クロスの割れは無いか
部屋部分は前の入居者やマンションの管理者が内装リフォームをしてきれいに見せますが、この共用部分は放置されがちです。
だからこそ その部分をチェックすると建物自体の不備が分ります。
外壁に大きなひび割れが有れば 施工の不備の可能性が有ります。
塗装が浮いていれば しっかりと管理されていない可能性が有ります。
クロスも同様に 管理が甘い可能性が出て来るでしょう。
次に入居部分ではベランダに出て
・壁にひび割れが無いか
・天井にシミは無いか
をチェックしてください
先に書いたように部屋はきれいにしているが ベランダはありのままの状態が見えるというマンションが多くあります。
購入後・入居後に「管理が甘い」とか「地震でよく揺れる」なんてことに気が付いて 手遅れにならないよう 自分でチェックできるところはしっかり判断していきましょう。